本日2017年4月7日はイコール・ペイ・デイです。女性も男性も普段はなかなか実感しづらい、賃金の男女格差を如実に感じられる日だと思います。まだまだ残る賃金の男女格差について、考えてみる機会にしませんか?

イコール・ペイ・デイって?

「イコール・ペイ・デイ」は、直訳すると「同一賃金の日」。男性が1年間働いて得られる賃金*1と比較して、女性が得られる賃金*1はまだまだ低いのが現状です。では、どのくらいの差があるのでしょうか?それを計算して教えてくれるのがイコール・ペイ・デイです*2

男性が2016年1月1日から2016年12月31日までの1年間働いて得られる賃金があります。この男性の賃金と同等の賃金を得るために、女性はどれだけ余分に働かなければならないのか。それが2017年のイコール・ペイ・デイ、つまり2017年4月7日までなのです。女性が1年3ヶ月以上働いて、ようやく男性の1年分の賃金が得られるということです。

世界各国のイコール・ペイ・デイはいつ?

次に、日本以外の国のイコール・ペイ・デイはいつなのでしょうか?2017年の各国のイコール・ペイ・デイは以下の通りです*1

スペイン 2017年2月22日
ドイツ 2017年3月18日
スイス 2017年2月24日
カナダ 2017年3月18日
ポーランド 2017年3月7日
フランス 2017年3月31日
オーストリア 2017年3月9日
アメリカ 2017年4月4日
日 本 2017年4月7日

これを見てわかることはふたつ。ひとつ目は、どの国も女性の賃金が低いこと。日本以外の国でも女性の賃金が低いということは、こちらの動画でも示されています。(英語がわからなくても伝わると思います)

What If Women Received 20% Less… Of Everything?

そしてふたつ目は、世界の中でも日本は男女の賃金格差が大きいということ。日本の賃金格差はOECD(経済協力開発機構)諸国の中で、韓国、エストニアに続き下から3番目とのことです。日本のジェンダーギャップ指数が世界的に見てかなり悪いということは以前お示ししましたが、賃金での男女格差も日本は世界的に見て未だに大きいといえます。

男女の賃金格差の原因

では、この賃金格差の原因はどこにあるのでしょうか?日本での賃金格差の原因は、女性の勤続年数や管理職の割合が低いことが挙げられます*3。それらの男女格差自体も問題ですが、他にも大きな原因があります。それは業務の難易度が違うこと*3。ここに男女差があれば、能力の高い女性でもその力を発揮できないのではないでしょうか?

また、ハフィントンポストに興味深い記事*4が掲載されています。私たちは女性も男性も、幼いころからそれぞれのジェンダー(「女の子らしさ」や「男の子らしさ」など)を意識させられて生きています。その中で様々な選択をしてきています。それらが積み重なり、男女の賃金格差につながっているのではないでしょうか。

まとめ

男女の賃金格差を如実に示す「イコール・ペイ・デイ」。世界的に見ても、男性の賃金よりも女性の賃金が低いのが現状です。その原因のひとつは、任せられる仕事の男女差にあると考えられます。女性の能力を尊重し、ジェンダーによって女性の仕事を制限しない世の中になってほしいと思います。

参考
*1. 厚生労働省、平成28年賃金構造基本統計調査の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2016/dl/13.pdf (2017年4月7日)
*2. 日本BPW連合会、コール・ペイ・デイ http://www.bpw-japan.jp/japanese/epd.html (2017年4月7日)
*3. 厚生労働省、 男女間の賃金格差解消のためにhttp://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/chinginkakusa/dl/03b.pdf (2017年4月7日)
*4. ハフィントンポスト、 男女の収入格差、本当の原因が分かった(研究結果)http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/01/women-make-less-money-than-men_n_9588786.html (2017年4月7日)


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